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FL STUDIO - ミキサーへのマルチアウトの構成方法

FL STUDIO - ミキサーへのマルチアウトの構成方法について説明します


VST音源の中には、音色ごとに複数のミキサーのインサートに分割して出力できるものがあります。
FL STUDIO ではマルチアウトといわれていますが、パラアウトともいいます。

その設定方法について説明します。

ここでは、spectrasonics の omnisphere という著名なシンセサイザを例にして説明します。

omnisphere を追加し、各チャンネルに音色をロードします。


この部分で、ミキサーへのアウトプットを設定します。
最初は全て OUT A になっていますが、OUT B, OUT C, OUT D と、別のアウトプットを指定しました。


左上の、コンセントと歯車のボタンをクリックしてから「Processing」をクリックします。
まず、右上の、「Track」にて、ミキサーの何番のインサートから割り当てるかを設定します。
そして「Auto map outputs」を押すと、自動的に、先ほどのアウトプットがミキサーの番号に順番に割り当てられます。


注意しなければならないのは、実際に送られるミキサーのインサートは、
右上の「Track」にて指定した番号に、「Auto map outputs」にて割り当てられた番号をプラスしたものだということです。

今回は「Track」に1を指定しましたので、例えば、何も書いていない「Omnisphere A」は、
1+0で、インサート番号1に送られます。
「Omnisphere C」は、1+2で、インサート番号3に送られます。

つまりこういうことになります。


ここでは、4チャンネル(Out D)まで使用しましたが、Omnisphere は 8チャンネル(Out H)まで設定可能です。

以上で説明は終了です。



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