1つのマイクロソフトアカウントに、複数の OFFICE ライセンスを登録して関連付けた場合、管理が少し分かり難くなります。
このページでは、以下の3つについて説明をします。
1、取得した(所持している)プロダクトキーを表示する方法
2、各PCに、どのプロダクトキーがインストールされているかを調べる方法
3、インストールされているプロダクトキーを変更する方法
1、取得した(所持している)プロダクトキーを表示する方法
まず、マイクロソフトアカウントにログインします。
https://stores.office.com/myaccount/
一覧から、プロダクトキーを表示したい Office を選び、「プロダクトキーの表示」を押します。
「ディスクを持っている場合」を押して「プロダクトキーの表示」を押すと、表示されます。
これは、買った時のカードに記載されているプロダクトキーとは違う場合があることに注意して下さい。
カードに記載されているプロダクトキーは「インストールプロダクトキーを取得するためのプロダクトキー」です。
2017/04/05 追記:
一時的なものかもしれませんが、現在、上記サイトでは、
カードに記載されているプロダクトキーだけが表示されていて、
インストール時のプロダクトキーは表示されないようです。
「ディスクを持っている場合」を押しても
インストール時のためのプロダクトキーが表示されなくなっています。
「ディスクからのインストール」をクリックしたときに表示される
「プロダクトキーの表示」を押しても、
カードに記載されているプロダクトキーが表示されますので、
これでインストールできるように変更されたのかもしれません。
2、各PCに、どのプロダクトキーがインストールされているかを調べる方法
コマンドラインにて、以下のコマンドを実行します。
32bit Windows で 32bit版のOfficeを使っている。もしくは、64bit Windows 64bit版のOfficeを使っている場合
Office 2013 の場合:
cscript "%programfiles%\Microsoft Office\Office15\ospp.vbs" /dstatus
Office 2010 の場合:
cscript "%programfiles%\Microsoft Office\Office14\ospp.vbs" /dstatus
64bit Windows で 32bit版のOfficeを使っている場合
Office 2013 用:
cscript "%programfiles(x86)%\Microsoft Office\Office15\ospp.vbs" /dstatus
Office 2010 用:
cscript "%programfiles(x86)%\Microsoft Office\Office14\ospp.vbs" /dstatus
こうすることで、プロダクトキー 25文字の末尾 5文字を表示することができます。
もし、エラーなどで上手く行かない場合、ospp.vbs をファイル検索してみて下さい。
そして、
cscript "見つかったospp.vbsへのフルパス" /dstatus
とします。
3、インストールされているプロダクトキーを変更する方法
重複して登録してしまっているなどを発見した場合、以下のようにしてプロダクトキーを変更可能です。
XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX のところに、実際の登録するキーを入力します。
32bit Windows で 32bit版のOfficeを使っている。もしくは、64bit Windows 64bit版のOfficeを使っている場合
Office 2013 の場合:
cscript "%programfiles%\Microsoft Office\Office15\ospp.vbs" /inpkey:XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
Office 2010 の場合:
cscript "%programfiles%\Microsoft Office\Office14\ospp.vbs" /inpkey:XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
64bit Windows で 32bit版のOfficeを使っている場合
Office 2013 用:
cscript "%programfiles(x86)%\Microsoft Office\Office15\ospp.vbs" /inpkey:XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
Office 2010 用:
cscript "%programfiles(x86)%\Microsoft Office\Office14\ospp.vbs" /inpkey:XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
もし、エラーなどで上手く行かない場合、ospp.vbs をファイル検索してみて下さい。
そして、
cscript "見つかったospp.vbsへのフルパス" /inpkey:XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
とします。
説明は以上です
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